メタリックナノパズルのバズ・ライトイヤーを作ってみた
先日買い物に行った某ホームセンターで、メタリックナノパズルのバズ・ライトイヤーが半額になっていたので買ってみました。スターウォーズや軍艦のメタリックナノパズルを見かけるたびに毎回迷っていたので、良い機会かなと思ってね。
メタリックナノパズルの中身はこんな感じ
メタリックナノパズルの中身はこんな感じです。正直、開けた瞬間買ったことを後悔しました(笑)。パーツが細かくて工数が多いこと…おまけに平面の板を曲げて曲線にする作業が多くて、見るからに難易度が高そうです。
難易度が高すぎて時間を忘れる
超絶に苦戦をしつつも頭部が完成。いやー難しい!マジで激ムズ!!
基本的な作り方は、平面の板を曲げて形を整え、タブと言う爪をタブ穴に入れてひねるか曲げるかするんだけど、タブとタブ穴が1mmくらいしか無いので、曲げて曲線を作っても上手いこと穴にハマってくれないんです。何度もやり直しているうちにパーツが歪んでくるし。
頭部を作った時点で工数的にはまだまだ序盤。にも関わらず、気付いたら1時間以上経っていました。この時は「完成できないかも」って本気で思っちゃいました。
肩関節がグチャグチャに…
苦戦しながらもここまで完成。写真の左下に写ってますが、このバズ・ライトイヤーを作っていて一番難しかったのは肩関節部分でした。もうグッチャグチャ(笑)。
パーツの裏表を間違えて反対側に曲げちゃった所を戻したら千切れちゃってね。なんとかタブをタブ穴に固定する事によって事なきを得ましたが、腕を固定する大事な部分だったので超絶に焦りました。
肩部分に限った話じゃないんだけど、平面を曲面に加工するのは難易度が高く、どうしてもちょっとズレちゃうんだよ。そのちょっとのズレによってタブがタブ穴に入らず、微調整を延々と繰り返す事になるんです。
どうしてもタブがタブ穴に合わず、最後の手段としてタブを切り落とした箇所も何箇所かあります。平面の板を1mmのタブがピッタリと合うように曲面加工するのはなかなか無理があります。
とりあえず完成
作業開始から合計約7時間。
なんとかバズ・ライトイヤーを完成させることが出来ました。ぱっと見だと良い感じに見えるかもしれませんが、ディテールを見るとパーツとパーツの間に隙間が空いていたり、曲線がいびつで無理矢理はめ込んでいるのが丸分かりのパーツがあったりと、結構酷い出来です(笑)。
後ろ姿はこんな感じ。
左腕は前記の通り肩関節がグチャグチャになってしまい、本来は3つのタブ穴で腕を固定するのですが、1つのタブだけで繋がっています。その為、動かすとブランブラン揺れる仕様になっています(笑)。いやーこんなに難しいとは夢にも思っていなかったよ。
曲面が多いんだから難しいに決まってるじゃん
まぁーよくよく考えなくても、バズ・ライトイヤーは軍艦などと違って全体的に曲面が多い、と言うか曲面しか無いので難しいに決まってたんですね(笑)。
完成してからネットで調べてみたら、メタリックナノパズルを作り慣れてる人でも「難易度が高い」と書いていたので、初めて作るメタリックナノパズルにしてはハードルが高すぎたわ。最初は零戦や軍艦あたりから始めりゃ良かったんでしょうね。
と言う訳で、これから作ってみようかなと思っている人にアドバイス。
- 曲線が多い物は難しい。
- 説明書を良く読み、パーツの裏表に気をつけよう。
- 極細ラジオペンチは必須アイテム。
- 基本は繊細、時に大胆、まれに諦めが必要。
俺はもうイイや(笑)。