岩手県立博物館に行ってきました
我が家から近すぎてなかなか足が向かなかった岩手県立博物館に行ってきました。
敷地内の芝生では子供と遊んだことはあるけど、お金を払って館内に入ったのは下手すりゃ20年ぶりくらいかもしれません。
岩手県立博物館は、昭和55年10月に開館した博物館で、館内の展示品はもちろん、敷地内には手入れされた綺麗な芝生広場や、岩石園、植物園、そして岩泉町と江刺から移築された重要文化財の南部曲り家(民家)がある、なにかと見所満載の博物館です。
重要文化財の南部曲り家
館内に入る前に、敷地内にある県の重要文化財である南部曲り家へ。
学芸員さん曰く、岩泉町から移築された旧佐々木家住宅との事です。
地元では名家だったらしく、良い状態で保存するために移築してきたとの事で、10年間掛けて補修を行うそうです。
カラフルな草鞋(わらじ)
縁側では、ボランティアのお爺さんが草鞋(わらじ)を編んでいました。
オーソドックスな物から、カラフルで可愛らしい物までいろいろありました。
可愛いけど、履いたら速攻で足の皮剥けるべな。
巨大な恐竜の化石がお出迎え
そして館内へ。
入館料は、大人310円、学生140円、高校生以下は無料です。
で、中に入ると階段では巨大な恐竜の化石がお出迎え。
マメンキサウルスと言う恐竜で、体長が約20mもある巨大な恐竜です。
骨だけでこれだもん、肉が付いたら圧倒的な質量なんだろうね。
縄文時代から現世へ
岩手県立博物館の順路は2階からになっていて、縄文時代から現世へと続いていきます。
個人的に興味深かったのは縄文時代ですね。
盛岡にも縄文時代に人居たんだなって(笑)。
上の埴輪は、盛岡市の手代森遺跡から出土した遮光器土偶です。
凄いよねー。
なんで6,500~5,000年も前の人達がこんなの作ったかね?
儀式的な意味合いもあったんだろうけど、個人的には「趣味・陶芸」的な意味合いもあったのかなと。
「お、お前カッコイイの作ったな!じゃー俺はこんなの作ってみよっと」
的なね(笑)。
写真は取ってないけど、数センチしかないような土器があったりしてね。
それって使い道無いじゃん。
感覚的には、小さい折り鶴つくるのを頑張ってる人みないな(笑)。
骨で作られた矢じりや釣り針も展示してあったけど、針の返しや装飾が思いのほか精工でビックリしたよ。
いつも時代も凝り性って居るんだなと(笑)。
後半は大正、明治、昭和と続くんだけど、ここら辺は流し見しちゃった。
縄文時代が濃すぎてさ(笑)。
でも、日本刀と鍔(つば)は綺麗で見入っちゃったな。
あれは武器じゃなくて芸術品ですね。
鍔のデザインなんか現世でも十分に通用するよ。
館内のレストランで軽食を食べる
館内には「ひだまり」と言う軽喫茶があって、500円〜700円くらいで食事も出来ます。
メニューはパスタやウドンがメインで、味はいたって普通。
問題なく食べれてこの値段なら文句は無いかと。
売店には渋いガチャガチャが
1階には売店もあります。
売っているものが如何にも博物館って感じでヨカッタですよ。
遮光器土偶のキーホルダーとかね。
んで、6機ほどカチャカチャもあったんだけど、土偶とか仏像とかの渋いやつだった。
その中からガチャガチャ好きの娘が選んだのは古銭ガチャガチャ(笑)。
で、200円で回した所、天保小判をゲット。
結構精工ですっけよ。
俺も土偶ガチャガチャ回そうか迷ったけど、明日にはゴミになっていると思い我慢しました。
毎週末体験教室やってます
岩手県立博物館では、通常の展示以外に、毎週末なにかしらの体験教室を開催しています。
勾玉アクセサリーとか万華鏡とかを作ったり。
10月1日は博物館祭りが開催されるみたいなので、そっちにも行ってみたいと思います。