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久慈市にある「もぐらんぴあ」に行ってきた

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お出掛け, 久慈市

2024年お盆休み。
前半は「秋田ふるさと村」に行きましたが、後半は久慈市にある「もぐらんぴあ」に行ってきました。「もぐらんぴあ」についてチョコっと説明すると…

久慈地下水族科学館(くじちかすいぞくかがくかん)は、日本で唯一の地下水族館で、約200種類2,000匹程度の魚介類が展示されていた。トンネル水槽では頭上を魚が泳ぎ、地中にあって海中にいるような体験が出来た。2011年3月11日の東日本大震災で被災して以降休業中であったが、市街久慈駅前の空き店舗を利用し「もぐらんぴあ まちなか水族館」として仮営業していた。その後、2016年に再開。

再開にあたり「さかなクン」が応援団長となり尽力してくれたらしく、施設内の至る所に「さかなクン」のイラストや寄贈してくれた魚たちが展示してありました。最強の応援団長だよね。

地下にある水族館

前記のように「もぐらんぴあ」は地下にある水族館です。なんでも国家石油備蓄基地になるはずだった地下空間が何らかの理由で使わなくなったので水族館にしたみたいな感じだった気がします(あやふや)。中に入ると魚たちの水槽より前に久慈の国家石油備蓄基地についての説明と展示があります。

なんでも、岩盤内に空洞を設け地下水圧等により貯蔵原油を封じ込める地下岩盤タンク方式と言うものらしく、地下に金属のタンクを設置して貯蔵しているわけではないらしいです。

地下にあるのが影響しているのか「もぐらんぴあ」は非常に寒い!半袖短パンで行ったので、暑がりの俺でも鳥肌が出るくらい寒かったです。

手作り感があって楽しめる水族館

今回初めて「もぐらんぴあ」に来ましたが、規模以上に楽しめる水族館だなーと言う印象でした。「さかなクン」手書きのイラストが添えられた魚の説明書きが至る所に展示されていたり、餌やりコーナーや、皮膚の角質を食べてくれるドクターフィッシュコーナーがあったりと、子供が興味を持って見たり体験できる楽しい展示があのが嬉しい。それらが仙台のうみの杜水族館や、沖縄の美ら海水族館などの大きい水族館とは比べ物にならないくらい「空いている」状態で楽しめるのが素敵。最近行った浅虫水族館や仙台うみの杜水族館では混みすぎちゃって体験コーナーに参加できなかったからねー。

展示自体はクラゲが多めで、大小さまざまなクラゲが展示されていました。ジンベイザメやマンタのような大きくて珍しい魚はいませんが、それでも十分に楽しめました。

施設の地下は水族館ですが、2階より上は東日本大震災の被害から復旧、復興に関する展示や、さかなクンからの寄贈品の展示がされていました。屋上からは石油備蓄基地越しの久慈の海が見れますが、台風からくる湿った空気の影響か、やませなのかは分かりませんが、海上がガスっていてあまり綺麗な海は見ることが出来ませんでした。残念!

と言うわけで、初めて来た「もぐらんぴあ」ですが、予想以上に大人も楽しめる水族館でした。東日本大震災からの復活エピソードを含め、一度は訪れてほしい場所だなと思いました。

【おまけ】盛岡からの車移動について

今回は高速道路を使わずに国道281号線を使いました。盛岡から久慈までの高速道路移動は回り道をする感じになり、所要時間は同じくらいですが下道よりもだいぶ距離が長くなります。

高速道路を利用した場合

  • 距離:135km
  • 時間:約2時間05分
  • 料金:2,310円(滝沢IC~九戸IC)

下道を使った場合(国道281号線)

  • 距離:108km
  • 時間:約2時間10分
  • 料金:無料

これだったら往復で約5,000円を節約しようと思うでしょ?ただ、国道281号線は奥羽山脈を越えていくので高低差もあればクネクネ曲がった結構な山道です。遅い車に引っかかると時間もかかるしイライラもするし眠気も出てきます。それらが嫌な人は高速道路を使った方が安全かもしれません。