最近街で良く見るBMW MINIを見て思うこと

2019/09/23

最近、盛岡市内をドライブしているとBMW MINIを良く見かけます。モデルチェンジをする度にROVER MINIの面影が無くなっていってる気もしますが、デザイン的には非常に魅力的な車だと思います。

このブログでも書いたことがあるかもしれないけど、俺は2006年4月にBMW MINIを購入し、7年間乗っていたことがあるんです。

BMW MINIはめちゃめちゃ良い車！

7年間BMW MINIに乗った感想は「めちゃめちゃ良い車！」って事。
デザインもカッコ可愛いし、走りも最高。
地面にへばり付くようにクイックに走る足回りは最高でした。
マニュアル車に乗っていたんだけど、運転していて本当に楽しくて人馬一体って感じのフィーリングでした。

でも、購入から6年目くらいから雲行きが怪しくなってきたんです…。

部品交換による維持費がキツイ！

5年目までの点検では異常は見つからず順風満帆だったんだけど、6年目の年次点検の見積もりで出してもらった金額を見て目玉が飛び出したわけです。

エンジンマウント修理（約2万円）。
ラジエターファン修理（約6万円）。

年次点検って普通1万円くらいじゃないですか。
俺もそのつもりで言ったら上記の故障を指摘されまして。
MINIのエンジンマウントには、エンジンの振動を吸収するためにオイルダンパーが仕込まれているらしく、そこからオイル漏れがしていると。
ラジエターファンも、高温用と低温用に2つあって、片方が止まっていたらしいのです。

この時は渋々お金を払って修理しましたが、これは始まりにすぎなかったのです。

半年後にはブレーキが…

MINIのブレーキ性能は大したもんでした。
4輪ともブレーキダストでホイルが真っ黒になるレベルで制動力が強く、その分ブレーキパッドの消耗が非常に激しいものでした。
ブレーキパッド交換ならどの車でもあると思うんですが、MINIの場合、ディスクも削られ摩耗。
年次点検の半年後にブレーキ交換警告が発生し、ブレーキ丸ごと一式を交換する事になったんです。

ディーラーに純正品で交換した場合の見積もりを取ってもらったら、約10万円との事でした。
年次点検と合わせて約18万円です。

この時は少しでも安くあげるためにコクピットモリオカでDIXCELと言うメーカーの物を購入し、約7万円に抑える事が出来ました。

致命傷だった7年目の車検費用

それまでは可愛い子にはお金が掛かる感覚で「まぁしょうがない」と思っていましたが、7年目の車検見積もりでそんな悠長な事も言っていられない自体が発生しました。
その金額は、

346,573円

無理です。
車検で35万は無理です。
俺は地方中小企業のイチ社員。
当時は35歳。
そんな余裕はありません。

なぜそんなに費用か掛かったか。
大きい金額の物だけあげると、

ヘッドカバーシール　オイル滲み（9,555円）
エンジンフロントカバーシールのオイル漏れ（31,521円）
リアマフラー腐食（81,522円）
助手席リクライニング不良（61,320円）

が主な物。
エンジン関係はよく分かんないけど、マフラーはスキー場への往復での融雪剤で錆びまくり、助手席のリクライニングは動かない状態で（3ドアなのに…）、今後も乗り続けるためには修理は必須な感じでした。
でも、この時は上記の整備を全て見送りました。
何故かって、MINIに乗り続けるのを諦めたから（笑）。

それでもそこから1年頑張って乗って、最終的には少女の誕生がCX-5への乗り換えの最終的な理由になったんだけど、流石にもう無理だなと。