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岩手県営野球場の無料開放デーに行ってきた

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盛岡市, お出掛け

盛岡市三ツ割にある岩手県営野球場。
2023年3月31日をもって50年以上の歴史に幕を閉じることが決定しています。
こっち方面に住む人間にとっては、利用する機会がなくても当たり前に「そこにある」のが当たり前だった巨大建築物なもんで、これが無くなると言うのは非常に寂しい話です。

俺は野球少年じゃなかったけど、この野球場で巨人戦を見たり、イチローが居るオリックスの試合を見たり、コネを使って中に入りイチローのサインを貰おうとして断られて田口のサインを貰ったりと、いろいろ思い出はあるんです。

無料開放に行ってきた

2022年11月6日(日)。
来年の春に閉鎖されると言うことで、無料で一般開放され様々な体験ができるイベントが開催されました。
ウチの子たちは野球をやっているわけじゃないけど、この野球場に入る最後のチャンスだと思い行ってきました。

中に入ると過去の写真やゆかりのあるプロ野球選手(大谷や雄星など)のサインが展示されていました。
大谷が高校三年生で160kmを出したのもこの球場なんだよなぁ。

これは今年の6月に開催された楽天戦の後に、銀次など楽天の選手たちが書いた、閉鎖される県営野球場への感謝のメッセージ。
これ、見たかったんだよー。

野球場で野球とふれあう

展示を見た後、グラウンドへ。
初めて県営野球場のグラウンドに降り立ちました。

想像以上に土がきめ細かく、芝はフカフカでした。
素晴らしい。
施設は年期が入ってプロ野球の試合を行うには厳しい野球場かもしれないけど、グラウンドは流石の綺麗さです。

ベンチからの眺め。

セカンドベースから本塁方向を見る。

センターの守備位置からの眺め。
芝が美しい。
沢山の野球ファンがキャッチボールを楽しんでいました。
うちの子たちも家から持ってきた子供用の野球グローブでキャッチボールで遊んでいました。
ほとんど成立してなかったけどw

スコアボードには感謝のメッセージ

しばらく気が付かなかったけど、スコアボードには感謝のメッセージが表示されていました。

「開場日 1970 05 24」
「閉場日 2023 03 31」
「50年以上岩手野球を見守ってきたこの球場」
「もうすぐフィナーレ☆皆様に感謝いたします」

野球体験イベント

グラウンドでは野球体験イベントがいろいろ開催されていました。
ストラックアウト(的当て)、トスバッティング、スピードガンが行われていて、ウチの子たちは延々とストラックアウトをやっていました。

室内練習場ではピッチングマシーンを使ったバッティング体験も。
9歳の娘と6歳の息子には球が速かったみたいだけど、2人とも何回かバットに当てて「おー!」と歓声があがっていました。
家の前での遊びでチョコチョコ経験していたとはいえ、このスピードも初めてで、木製バットも初体験。
子供とは言え順応するもんだね。
驚いた。

最後に客席からの眺めを懐かしむ

いっぱい遊んだので、最後に客席からの眺めを目に焼き付けて帰りました。
まずは外野席。

内野席。
もうこの光景を見る事ないんだろうなぁと思うと寂しくなるね。

県営野球場の跡地には何ができるのか…

と言うわけで、おそらく最後になるであろう岩手県営野球場を楽しんできたわけですが、こっち方面に住む人間にとっては跡地の活用方法がめっちゃ気になります。

最近の盛岡市は、何でもかんでも盛岡市の南にある盛南地区にばっかり新しい物が出来るんですよ。
これがメッチャ不満。

昔からある地域は切り捨てですか?
再開発する気ゼロですか?
姥捨て山にする気ですか?

とか言いたくなっちゃうよねー。
こっち方面、アネックス川徳が閉店したら完全に終焉に向かっていくと思う(もう向かってる?)

そう言う意味では、この広大な土地に何が出来るのか興味津々。
商業施設が出来るのか。
公的施設が出来るのか。
住宅地になるだけなのか…。

絶対に無いと思うけど、個人的には盛岡市役所が移転してくれば人流が変わって商業施設もいろいろ充実してくるかなーとシムシティ的な発想で思ってたりしてます。
そんな事になったら本宮住民とか発狂しそうだけどねw