一眼レフの望遠レンズで満月を撮影してみました
2022/08/14
前の記事にも書きましたが、デジタル一眼レフ用の300mmズームの望遠レンズを購入しました。購入のキッカケは保育園の行事で子供の写真を撮ることだったんですが、前々から望遠レンズで撮影してみたかった被写体があったんです。それは、1枚目の写真でバレバレでしょうが「月」の写真です。
上の写真は、9月17日17時25分の薄暮の時間帯に撮影した半月です。300mmの望遠レンズでもこのくらいまでしか寄れません。想像以上に小さくて驚きました。月って遠いんですね(笑)。ちなみにカメラのマニュアル設定は以下の通り。
- ISO感度 100
- 露出時間 1/160
- ホワイトバランス オート
月って思ってる以上に明るいので、手ブレの心配が必要なほどシャッタースピードを遅くする必要が無いんですよね。ISOは最低の100にしてノイズの発生を防いています。ISO100でもこれ以上シャッタースピードを遅くすると月が白トビしちゃって光の玉になってしまいます。
Photoshopでトリミング
1枚目の小さい月の写真をPhotoshopでトリミングした物がコチラの写真です。クレーターのボツボツまでハッキリと写っています。高解像度(今回は3,696✕2,448)で撮影すれば、トリミングしても月のディテールがハッキリと見えるくらいの写真になります。
これは1時間後の18時20分ごろに撮影した写真。やっぱり月は闇夜に光っている方が幻想的で綺麗ですね。この写真のマニュアル設定も1枚目の写真と同じです。
300mm望遠レンズで撮影した中秋の名月
そして待ち待った満月の登場です。奇しくも、望遠レンズを買ってから初めての満月が中秋の名月でした。天気予報では曇り空で満月を見るのは難しいだろうとの事でしたが、子供と寝る前に窓の外を見たら、雲の切れ目から月が姿を表していたので、慌てて一眼レフを引っ張りだして撮影しました。カメラのマニュアル設定は以下の通り。
- ISO感度 100
- 露出時間 1/400
- ホワイトバランス オート
満月の明るさは想像以上でした。シャッタースピードが1/400で、レンズの手ブレ補正が強力だったので、三脚が無くても手ブレする事無く撮影出来ました。とは言え、念の為に言うと、
Photoshopでレベル補正はしています。
カメラの設定だけで完璧な明るさで撮影するのは至難の業なので、ちょっと暗めに撮影してphotoshopで明るさとコントラストを調整しました。が、あくまでも調整レベルです。
ホワイトバランスが難しい
月って肉眼で見ると金色に輝いて見えますよね。でも、写真に撮ると白く見えてしまいます。一応RAWでも撮影してホワイトバランスを色々変えてみました。しかし「これだ!」とはなりませんでした。強いて言えば、曇天かフラッシュですかねぇ。
photoshopで色調補正しても良いんですが、それだと着色になっちゃう感じがしてねぇ。なんとかして、肉眼で見える金色に輝く満月を撮影したいもんですが難しそうですね…。